lapinchicの日記

色々思うままに書いていきます。

BREAK THE SILENCE: THE MOVIE

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現在、公開中のBTS防弾少年団)の映画「BREAK THE SILENCE: THE MOVIE」を観た。

ワタシがBTSを観たのは、去年の10月に全国の映画館で開催したワールドスタジアムツアー「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」ツアーファイナル、ソウル公演2日目(2019年10月27日)ライブビューイングを観に行ったのが初見だった。 

それまでアイドルには全然興味のない人生だったが、会社の友達がきっかけで去年からジャニーズを観だして、昨今の中高生は「ジャニーズよりBTS」などというのを耳にし、どんなグループか知りたくて、1曲もメンバー1人も知らない状態で、いきなり参加したのだった。

 

 初見でハートを鷲掴みにされたわけではなく、やはりなんにも知らない状態で3時間近く観戦するのは苦痛な時間もあった。

アイドルとイメージするジャニーズのようなキラキラ感とは異なり、エンターテイメントな派手な演出もなく、メンバーの歌やパフォーマンスがメインで、非常にシンプル。ルックスも全員がアイドルチックな印象ではなく、普通にヒップホップグループとして、レベルの高いステージを観たというのが最初の印象だった。

 

その後、YOUTUBEでPVやバラエティRUN BTSなどを観たりして、メンバーのキャラ、音楽などに触れ、少しずつ気に入りポイントが増え、コロナで全国的に自粛した4月頃、去年のツアーで日本公演のLIVE映像をみて、完全に落ちた。

 

2015年くらいより、BTSはブレイクしだしたようなのだが、少年の名残りのある初期より、去年くらいからのBTSが好きだったので、昨年のツアーを追った今回の映画はドンピシャだった。

知らなかったけど、BTS映画は、これで3本目らしい。おととしの2018年のツアー「BTS WORLD TOUR“LOVE YOURSELF”」を題材のBRING THE SOUL: THE MOVIE、2017年のツアー「BTSライブ3部作 エピソード3 THE WINGS TOUR」に密着したBurn the Stage: the Movie ここ3年くらい毎年1本、ツアーに密着した映画を作っているらしい。

 

映画は、インタビューと去年のツアーを交互に交差させ、あまり結論に導くような方向性はなく進む感じだが、海外でBTSが世界中の沢山の人々を熱狂させたのだなぁというのが、初見の人にも伝わる1本になっている。

どうとらえていいか分からず見進めていたが、ワタシの好きな去年のツアー映像が大音量で流れ、迫力ある映像はライブビューイングのようで、血沸き踊り、それだけで満足。

ただスクリーンの中のBTSは、普段見ているものと異なり、メンバー同士のワチャワチャ感、面白いやり取りなどは省いた姿で、とても遠い大スターなんだなぁと感じてしまう。少し淋しい。 

 
今年はシングルDynamite」ビルボードで1位になる快挙を成し遂げ、21世紀のビートルズなどと称されたり、この1年でソウルファイナルの頃と比べて、ワールドスターとして貫禄を感じさせ、ダンス歌ともにさらに進化し、楽曲もアメリカ受けしそうな戦略を感じる曲が続き、アジアのアイドルの中でも頭一つ抜け、他の追随困難な個性を確立したように思う。

 

来年もまた映画が出来るのだろうか。兵役問題も、まだどうなるか道しるべが出ておらず、今年あと2か月足らずだが、今後、どうなっていくのか・・。とりあえず、10月10日のライブビューイングも申込しているので、当たったあかつきには、本作と照らし合わせて、今年のBTSの進化を確認したいと思う。