lapinchicの日記

色々思うままに書いていきます。

ファイティングガール

fod.fujitv.co.jp

 断捨離でVHS整理のため、久しぶり観た。私の人生の中で、10本の指以内には入るくらい好きなドラマ。久々に観たけど、やっぱり面白かった。なんと、放映から20年近くぶりに見たというのに新鮮。

 2001年のドラマだが、全く古さを感じなかった。せいぜい、テロップ等の技術に少し古さを感じるくらいで、中の世界には風景、ファッションなどにはそんなに違和感がない。

20年以上たっても観終わった後の感想は、同じところにたどり着く。1度しか見ていないのに、かなり覚えていた。それだけ、印象に残るドラマだったのだと思う。

主役の深田恭子が、自分の好きな服作りを仕事にしようと、韓国人留学生のユンソナと店を起こし(というよりユンソナが服を作ろうとしていたところに押しかけデザイナーとして転がり込んできた感じ)、2人の女の子がそれぞれ夢をかなえようとチャレンジするドラマが大筋のあらすじ。

 

このドラマ、何がいいっていうと、セリフが生き生きしてる。やっぱりいまだに稀有だわ。新鮮。ホント、生きたセリフ。う~、どういう風にかを説明するのが難しい。

そしてことごとく、夢はなかなか上手くいかない。ドラマチックに何かひどいことが起きるというよりかは、単純に客がつかない。全然、人気が上がらない。それでも前向きに2人はあきらめない。めげやすい私からみると、すごいなと思う。

 

どんなになかなか売れなくても、いいモノを作っている、デザインはいいんだという自負がなくならないのは、スゴイ強さだと思う。見習いたいと思いながら、再見。

天海祐希が地味な事務員役をするのも、もう2度とないだろうし、萩原健一もすでに他界しているが、こんないい役を演じてたんだと思うし、坂口憲二も病気で役者業はもうしないかもしれないし、ユンソナが日本の芸能活動することはもうないだろうし、深キョンがこんなサバサバしたヤンキー役をすることも、もうないだろうし、元のドラマの軸がいいだけでなく、レアポイントが多数の貴重なドラマだと、あらためて思った。観たい人はぜひ、FODで配信してます。 

ファイティングガール BOXセット [DVD]

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  • 発売日: 2001/12/19
  • メディア: DVD