Dr.パルナサスの鏡

メインの出演者が急逝したため、名立たるスター達が代役を買って出た、テリーギリアムの映画ということくらいしか知らず、ストーリー、評価などほとんど知らずに見た。              

テリー・ギリアムは昔から好きで、モンティパイソンも好きだし、何も知らなくても楽しみ。
結果、そこそこ楽しめた。テリー・ギリアムの自分の好きな映画の中では下のほうになっちゃうけど。なんとか仕上げた！という精一杯感があり、ヒース・レジャーの死で代役シーンにせざるを得なくて、話を膨らませられないところもあったのかも。

でもファンタジックなCG世界もよかったし、少しモンティ・パイソン思わせるユーモラスなシーンもあってクスッとなった。CGの世界はティム・バートンと雰囲気似てる。ジョニーデップ出てるところなんか尚更。

ヒース・レジャーはこの映画で初めて見た。バットマンで賞を取った人というくらいしか知らなかったのですが。
いやー、あんまりにも魅力的な人なので驚きました。色気があり、惹き込まれ、目が離せない感じ。
パッケージの印象だと、デコ広い禿げ気味の人？なのかと思っていました。ハンサムとか美男子とかそういうのではなく、とにかく魅力的。死んじゃってるのが残念だけど、他の出演作、見たくなりました。

ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの出演シーンですが、そこそこ違和感なく見れました。代役シーンは、かなりボリュームとしては少なかった。なんとか繋がってよかったね、という感じ。繋がらなくても、この世界にトム・クルーズがいるのもちょっと見てみたかったかも。

リリー・コールは１６歳には見えない、やっぱり１６ではなかったです。でも二十歳そこそこと思うと、すご～い色気。トム・ウェイツが出てたのに全く気付かなかったので、もう１回見てみまーす。

 

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