lapinchicの日記

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ヘザース~ベロニカの熱い日~

ヘザース ベロニカの熱い日 [Blu-ray]

ヘザース ベロニカの熱い日 [Blu-ray]

  • 発売日: 2019/10/09
  • メディア: Blu-ray
 

 【1989年 アメリカ】  原題:Heathers

 

長いことDVD化されていなかった傑作
であると同時に、迷作、珍作テイストも持ち合わせた、怪作。

スクールカースト底辺の逆襲という感じの青春の暴走感や痛快さ、ブラックな落ちのカルト映画で、非現実でキッチュな雰囲気は、少しティム・バートンを彷彿させますが、あちらがかわいい感じなのに対して、こちらはひたすら異様な感じ。 そこがたまらなくこの作品の魅力なのです。

 

ストーリーですが、Yahoo!映画からの引用でざっと。

ヘザーという名の3人が集まった、お嬢さまグループ“ヘザース”に苛められ、灰色の学園生活を送っているベロニカ。そこへ現れた型破りな転校生JD。ベロニカは彼の協力を得て“ヘザース”をやっつけようとするが、JDの行動は次第に常軌を逸し始める……。学園が舞台のブラック・コメディ。

 

転校生JDを「薔薇の名前」後のクリスチャン・スレーター、ベロニカを「シザーハンズ」前のウィノナ・ライダー

 

二人ともにかつての人気スターですが、ヘザースがじつは、容姿的に一番ピークだと思います。

他の出演作のほうが知名度が高いですが、二人の輝かしいばかりの魅力、存在感はこの作品にかなうものはありません。 特にクリスチャン・スレーターの登場シーンの存在感のすごさ。 (ちょっとボクサーの畠山に似てる・・・)

 

この作品後、ひっぱりだこで、スターの道を駆け登っていった理由を十分に感じ取れます。 クリスチャン・スレーターは今作もお得意の美形のサイコパスで、この頃よくジャック・ニコルソンを引き合いに出されていました。 (ジャック・ニコルソンの場合、美形じゃないけど。。)

 

かなりブラックなストーリーで、アブナイ奴らを演じた二人ですが、その後ウィノナと、スレーターともに犯罪で捕まり、リアルでダーティに・・・。

クリスチャン・スレーターより6つも年上のジョニー・デップの活躍ぶりや容姿を見ると、今でも同じくらい活躍出来ておかしくなかった訳で、残念でなりません。

 

そういった事情はさておき、この映画、大変中毒性のある面白さなので、定期的にたまに観たくなります。今まで、5、6回くらい観たんじゃないかな。 レンタル店でもビデオを取り扱わなくなって、さすがに手元にないとヤバくなってきました。 面白さの割にプレミア化しないタイプの作品だったので、助かります。

ウィノナの虜、C・スレーターが『ヘザース』の続編製作を切望 クリスチャン・スレーターが、1989年に公開されたコメディ『ヘザース~ベロニカの熱い日』の続編製作を切望していることが明らかになった。同作でウィノナ・ライダーと共演して以来、すっかりウィノナの虜になってしまったスレーターは、ウィノナと会うたびに続編話を持ちかけており、ウィノナも乗り気だという。ウィノナと共演してもう一花咲かせたいようだが、過去の人になりつつある2人とあって、どこまで予算が集まるかが微妙なところだ。(セレブ最新情報)
クリスチャン・スレイター、「ヘザース」続編にノリ気 クリスチャン・スレイターが、ウィノナ・ライダーと共演しヒットに導いた「ヘザース/ベロニカの熱い日」の続編に、参加の意欲を見せている。ウィノナとシャナン・ドハーティらと共に、女子高生が結成する殺人集団を描いたコメディ映画に出演したスレイター。そして俳優は、ぜひともウィノナと続編を製作したいと話す。「ウィノナとは時々会うよ。『どう、ヘザース2の準備は出来た?』って聞いてくるんだ。もちろんさ、話がくればすぐに飛び乗るよ。(スレイターが演じた)J.D.役をもう一回やりたいね。これを実現させるのが、オレの夢なんだ」と話したスレイターだった。(TSUTAYA online

こんなニュースを見つけたりすると、ぜひ続編を期待しちゃったりするんですけど。