lapinchicの日記

色々思うままに書いていきます。

黒子のバスケ

 

これも人からのススメ、全76話観終りました~。
面白かった。スラムダンクを輩出したジャンプでバスケ漫画のヒットが出るとはすごい。作者の勇気に恐れ入ります。
ストーリーも中々よく、テーマがしっかりしてて、破たんなく最後まで読ませてくれますが、でもバスケ漫画?というと、???という感じ。                   
バスケ漫画としては、青峰くらいまでで、あとは強さのインフレで辻褄合わせ、黄瀬のスーパーコピー、赤司の超能力的キャラとスポーツ漫画としては最後のほうは萎えた。
赤司編あたりで強さのインフレの限界、丁度いいくらいで終わったと思う。

一人一人の能力が高すぎて、5人だけで強すぎて、敵がいなくなっちゃった奇跡の世代、切り札として育てられた幻のシックスメン黒子は出番なくリストラ気味に退部。
強ければ楽しくなくてもいいのか!という、リストラされた黒子の怒りが、奇跡の世代を倒し自分のバスケが正しことを証明するという目標を生み出す。入学した誠凛高校で出会った未完の逸材、火神大我、そのほか無冠の5将の木吉鉄平などとともに全国大会優勝を目指す。

中学卒業後は見事に奇跡の世代、黒子ともに全員バラバラになり、つまんなくなっても高校になっても皆バスケを継続、黒子は最終的に全員倒すが、組み合わせ的に全通り奇跡の世代の対決があったわけではないし、バラけて一人ずつになった奇跡の世代を倒したので、まとめて倒したわけじゃないし、黒子が結局勝利したかどうかは疑問。

それに何より高校になって、それぞれに皆新しいチームメイトの出会いの中から、よい信頼関係を築き、チームプレイを持ってバスケをしている感じだから、黒子が倒すべきものがない気がします。
黄瀬は誠凛との練習試合あとチームプレイに目覚めた発言をしているし、自分のチームの先輩を信頼している発言をしています。緑間もきつい練習で、厳しい先輩方を信頼し尊敬してバスケをしています。
青峰は一見、唯我独尊のようにみえ、周りがそんな青峰をうまく受け入れ、大人な対応をし、上手くかみ合っているいいチームです。
陽泉もお子ちゃまな紫原を上手く扱い、チームメイトの氷室と、とても仲良しでいい感じです。洛山の赤司もカリスマ性のあるリーダーシップを発揮し、魅力的で個性的な実力のあるチームメイトを従えいい感じです。

あの中学時代のむなしさから、みな離れて、それぞれにいいチームでバスケをしていて、黒子が倒すべきものはそこに最初からない気がします。
あと緑間はもともと真面目で全力で、何も黒子に反感を持たれるところはないと思います。

黒子は奇跡の世代5人から愛される、まさに腐向けキャラ。黄瀬は始まってそうそう黒子に会いに来るし、一番最初に仲良しになって誰よりもパスを受けたという青峰、あいつのことは認めているのだよと緑間、チン扱いで存在を認めてくれている紫原、発掘者赤司。
いつも敬語、爆乳キャラに抱き着かれても冷静無反応の植物系キャラ、ぶりっこキャラの黒子君ですが、腐的にはおいしいキャラですよね~。

原作の絵は超初期は下手だし(だんだん上手くなってくるけど・・)、結構男っぽい絵柄で、腐向けな感じでは全然ないのですが、アニメはタツノコプロからの流れで生まれ、攻殻機動隊 など作画レベルの高いProduction I.G が見事に女子受けするカラフルで萌えな絵柄に引き上げています。

私の知り合いでもどっぷりはまった黒子のバスケ女子がいまして、紫原のマグネットとか、冷蔵庫にいっぱい貼っているのですよ。
で調べると、尋常じゃないくらい、はまりこんだ女性達がいっぱいいるのですよ。
【衝撃】とある『黒子のバスケ』ヲタ、紫原敦に釣り合うような女性にと自分磨き →ミスコン日本大会出場へwwww

【画像あり】黒子のバスケの腐女子がヤバイ

【黒子のバスケ】緑間真太郎さんの誕生日がスゴい事になってるww

 

紫原って、アニメで妙に色っぽい表情しますもんね。OPの絵とか特に。

で、わたしも女性だから萌えるわけで、誰?と聞かれたら、「黄瀬・・」と答えます。
人間的には緑間ッチが、誠実で真面目で、いいと思うのですが。あの黄瀬君の性格悪い感じが好き♥、だから幸せになれないのかなあ。
あとアニメの絵柄、樹なつみの絵に似てるなあ。特に黄瀬とか、青峰とか。

このアニメ、地上派放送未なんだよね。深夜でも放送なし。こんだけクオリティの高いアニメが、地上派じゃないなんて、時代のアニメ取扱いの変化に驚いた。
奇跡の世代がまとめてひねりつぶされるらしい、続編の「黒子のバスケ EXTRA GAME」もぜひ読んでみたい。

黒子のバスケ - Wikipedia
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