表紙を見た途端、読まずに入られなかった絵本。
作者エズラ・ジャック・キーツ(Ezra Jack Keats )は1916年生まれのニューヨークの絵本作家で、この「ゆきのひ」の原題は「The Snowy Day」、日本では1969年に刊行されました。
お話は、ピーターという黒人の男の子が、雪で遊ぶ話。 遊び方は、雪を知っている人なら、誰もが経験してておかしくないものばかりで、懐かしく感じたり、親近感を持つことでしょう。
キーツは、この絵本の他にも、ピーターが主人公の作品を書いています。
(ピーターのてがみ、ピーターのいす、ピーターのくちぶえ、ピーターのめがね など。)
絵が本当に素晴らしい。 なぜか、私はこの絵本を見ていると、岩崎ちひろを思い出します。 水彩画チックではないんですが、どうしてなんでしょうね。 今の季節にぴったりな一冊でした。