lapinchicの日記

色々思うままに書いていきます。

リッチマン、プアウーマン

リッチマン,プアウーマン DVD-BOX

リッチマン,プアウーマン DVD-BOX

  • 発売日: 2013/01/09
  • メディア: DVD
 

全く放送時は興味なかったけど、Wikiでの高評価な紹介文を読んでみたくなった。
お仕事比重の高いちょこっと恋愛ドラマという感じで、若い人のいきおい、エネルギー、ガッツに満ち溢れ、面白かった。しかし石原さとみが可愛すぎて、内容を知らず絵づらだけみると、甘いラブラブの全然違うドラマか何かに見えてしまうだろう。

プレゼンをする日向徹は、スティーブ・ジョブズそのもの!というパクリ感満載な感じなのだが、それ以外はどの起業家も連想することはなく、才能に溢れ、育ちからか孤独な変人、人との付き合い方の不器用な魅力のあるオリジナリティな日向徹になっていた。
色恋というと、男は女の雰囲気、かわいさとかきれいさだけに惹かれるように思うけど、徹と真琴のように、ちゃんと相手とのコミニュケーションから生まれた、強い絆のある関係を見せられるとなんか安心する。
それでもスペシャル版などをみると、ささいなことで、ぶつかり合い上手くいかないのだから、恋愛って難しい。           

そして恋愛要素がおまけのように感じられるくらい、ベンチャー企業を立ち上げ、切り盛りする日向と朝日奈が面白い。
最近の下克上というとIT企業なのだろうが、それももう昔のことに感じる。いまではもう新しいものだったはずの企業はすでに社会に取り込まれて、面白みや息吹は感じない。
かつてのベンチャー業種の代表、ゲーム会社なんぞは、親や大人社会からあやしげなもの、子供を堕落させる駄目な産業として、敵外視されていたのも今は昔、かつてのベンチャーはいまは大手になり、過去の焼き直しかシリーズもので儲け、ほかの中小会社も含めゲーム業界は、スペックとしては低い環境で出来、作成コストのかからない携帯ゲームか、中毒者の課金で儲け続けられるネットゲームで、おいしいものだけに力を入れ、わくわくするような新しい息吹はほとんどない。
昔、ゲーム会社の夢のような内容の求人広告をみたことがあるけど、二度とそういう広告を目にすることはないだろう。

「だれもやらないようなおもしろいことをやり続ける」、会社が成長しても守りに入らず攻め続けるNEXT INNOVATION、ドラマの中だけでも、夢を見れて面白かった。だけど、働く従業員にとっては、残業だらけのブラック・・、どうなのだろうか?

観終わってから、このドラマが月9だったことを知る。知らないでみると、木10かと思った。石原さとみも、アラタも月9になったか。ピンポンの時は線の細い、いかにもモデルという雰囲気俳優だったのに、映画でイメージを壊すアクの強い役を経て、蜜の味くらいから、お茶の間レベルで混じれる感じになってきたな~。カッコいいっす。

主題歌、miwaはこのドラマで初めて知りました。アラタが出ているせいか、エレクトロっぽい曲を聴くとピンポンを思い出す。ヒカリヘいいですね。すでにカラオケで一回歌いました。miwa、今後要チェックです。