先日初めて劇団四季のミュージカルを観に行った。行ったのはライオンキング。
キャッツで話題になり、いつの間にか常時やっているのが当たり前になって、なんとなく観てみたかったけど、なかなか動かなかった。
たまたまJRの動画CMで流れているのを見ていたら、急に見よう!という気になった。
一番安い席で3000円のがあったのが大きい。そうじゃなかったら、なかなか行けなかったかも。
浜松町について、道を迷わずに行けるか不安だったけど、駅に案内などある程度あって、スムーズに行けた。
専用劇場は、仮設っぽいプレハブ小屋やテント小屋のようなものをイメージしていたら、思ったよりデラックスなちゃんとした建物だった。
ライオンのマークが見えてきて、なんかわくわくした。
QRチケットというのも初めてで、携帯ピッとかざして入場は面白い。
じつは私の友人、知人は芝居をやっている人が多く、いわゆる小劇場系の役者さんに知り合いがいるのだけど、私自身そんなに芝居に詳しい訳ではなく、彼らを前にして「四季って、どう?」とか聞いたことない。なんか聞く勇気ない。・・なんでだろ?
カテゴリーが違う気がするからか、四季はいわゆる食っていける劇団だから、なんか口にしちゃいけない気がするのかな。
横道それた。。
なんか昔夢中で読んだガラスの仮面など思い出しちゃうのは、スタッフの人がホテルマンのような感じだからかも。なんかクラシカルで、速水さんなどがロビーにいそうな感じ。
いつも行ってる友達の劇団は、スタッフが自分と違和感のない雰囲気だから、まず思い出さない。
C席だけど2階の真中くらいで、見づらいとそういうこともなく楽しめた。
周りが中高生の学生ばかりだったので、これは一体???と思ったら、中学生の修学旅行のツアーに組み込まれていたらしく、帰り劇場のバスにはバスがいっぱい。変わった日に行っちゃったのかな。
B席、ガラガラというより全然人がいないエリアがあったけど、仕様??
さて劇ですが、話は分かりやすく、面白かった。
時間が長すぎて疲れたけど、どの役者さんも超絶声がよく、みな歌が上手い。ミュージカルの役者さんなのだから、当たり前なのだろうけど、どの人もすごくてビックリした。
帰ってきて、役者さんの情報を調べみたけれど、公式サイトにも全く情報はなく、検索してもほとんど出てこない。
役者で客を呼ばない方針の劇団のようだから、みんな控えめにするようにしてるのかな。
違うキャストで見たら、印象また違うのかも。
3000円であのボリュームはコスパよく、また見てもいいかなという気持ちになった。ロングランはいつでも観劇出来ていいな。
印象的だった台詞は、ヒヒのラフィキが父親が死んだ原因に捕らわれているシンバに「過去とは痛いものだ。でも、道は二つしかない。過去から学ぶか、過去から逃げるか」という台詞。個人的に胸にズーンと来た。
記念にメモがてら、私が行った日の主要キャストさんです。
シンバ(子ライオン)飯村和也
ナラ(女友達)熊本亜記
ムファサ(父ライオン)内海雅智
スカー(叔父ライオン)深水彰彦
ティモン(ミーアキャット)中嶋徹
プンバァ(イボイノシシ)荒木勝
シェンジ・バンザイ・エド(ハイエナ3人衆)松本昌子、韓盛治、朝隈濯朗
ラフィキ(呪術師のヒヒ)金原美喜
ザズ(お世話役の鳥)布施陽由
ヤングシンバ 山地貴能
ヤングナラ 鴨下朋美