ぐっどうぃる博士推薦の恋愛本。なんと訳者が映画監督の大島渚!
推薦のとおりの良書でした。しかも、なんかあったかく人を愛したくなる読後感のよい本です。
男性と女性はお互い違う星から来た異性人同士のようなもので、最初はお互い性質の違いやルールを理解してたのに、いつの間にか自分に置き換えてしか考えなくなり相手が分からなくなる・・・、そんな視点で男女は違うものとしてもう一度理解しなおしましょうと始まっています。
ベスト・パートナーになるために―男と女が知っておくべき「分かち愛」のルール 男は火星から、女は金星からやってきた (知的生きかた文庫)
- 作者:ジョン グレイ
- 発売日: 2001/05/01
- メディア: ペーパーバック
女性は共感を求めるのに、男性は役に立とうと解決を話そうとするとか、あー、昔こんなやり取りあったなど思いだし、相手が自分と合わない性格だからかと思ってたけど、男女万国共通のことだったのか・・、など感じたり、私は元来短気で待てない性格だけれど、女性らしい包容力を持って、人を愛することの大切さを知り、ゆったりとした心で人を愛したくなりました。
最後の章は毛色が変わって内容が重たく、自分の成育環境が恋愛に大きく悪影響を与えていたのを理解、過去に大きく間違った理由を再発見してしまった。そういった意味では、出会って大きな学びが出来た本。
こんな素晴らしい本を訳した大島渚監督は、奥様ととてもいいパートナーシップを築かれたのだろうと想像します。うらやましいです。