記事のタイトルを作家でなく、カウンセラーとしたけれど、実際に恋愛カウンセリングを行ってる人が多いし、小説家ではないので、そう書いたほうがしっくりくるかと思う。
話は変わるが、悩み事があった時、カウンセリングを受けてみたいと考えたことはないだろうか。わたしはある。数万で悩みが解決するなら、人の知恵を借りてでも・・と思いつつも、肝心なのはプライバシーに関わる、人に話しづらい内面を、よく知らない怪しげな人にベラベラ話す気がしないということだった。
藁をもすがる思いでカウンセラーを探したとき、世の中どれだけ怪しいカウンセラーだらけだとか、どれほど見つからないかを実感した。
だいたい、カウンセラーのＨＰはデザインがむごく、プロを使ったとしてもペラペラの薄さで、客は癒されたくて探してるのに、ほっとするような門構えのサイトはまずなく、腕前も不明で、料金の事はやたらしっかり書いてあり、金目当ての匂いのするところが多い。どうやったら、その人に相談してみようと思うか、全く考えられていない感じのものが多い。
まず、本当に誰かを癒したいなら、ゆったりしたきれいなロビーのある病院がごとく、ほっとするようなサイト作りをまず考えるべきだ。そして、自分を信頼してほしいなら、心の問題に関するエッセイ、評論、読み物などを日々アップしていくべきだ。そうすれば、その人の考えに関心を持った人がカウンセリングを受けたいと門をたたくだろう。
怪しげで簡単な経歴と料金表だけで、心を開くバカがそういるかっつうの。まれにいる人気カウンセラーはブログなどで日々更新し、料金も普通の何倍と高めでも、何ヶ月待ちだったりするのだった。
そういう意味においては、人気の恋愛カウンセラーたちは、みな連日ひんぱんに新しい記事を更新している。（デザインは人気作家とは思えない、むごい人が多いけど・・）
前置きが長くなりました。以前紹介したものとかぶるものもあるけれど、私が面白いと思った人気恋愛本作者を紹介しようと思う。（なぜそんな本を読んでるかは不問にして・・）
恋愛に悩む女性ための、国内最大級の恋愛ポータルサイト恋愛ユニバーシティを運営している人気恋愛カウンセラー、ぐっどうぃる博士。
60分 30,000円(税抜き) で電話相談も受けており、ネット上では会員のみに公開することを前提に無料で、早く回答欲しい人は安価で恋愛相談を受けています。
非常に特徴のある考え方を持っており、男性目線で正直なカウンセラーです。見た目がいいほうが成就しやすいとか、男性は性衝動に突き動かされて女性に優しくするため、そこを上手く駆け引きして惹きつけるとか。
ちゃんと付き合ってくれないセフレ状態に悩んでいる女性の相談が多い印象。言葉は嘘をつくけど行動は嘘をつかないなど、的を得た非常に的確な理論を多数お持ちのカウンセラーですが、男性も悪ばかりでなく、もっとイモくさい優しい男性も多いと思うので、クール過ぎる理論が当てはまらないケースもあると思うので、自分に当てはまるかどうか自己判断が必要です。
基本的な考え方、要点ははっきりしていて、著作は多いけれど、どれもベースは同じ。
基本的な考え方を凝縮した、初期のこちらがおすすめ。
続いて、また男性のカウンセラー。沖川東横さんという、本職は占い師さんのようです。恋愛関係の著作多数。
ブログ、「恋愛日記」に日々、読み応えある新しい記事を更新しています。理論的でクールなぐっとうぃる博士と比べて、女性に非常に優しく、味方な視点で書いてくれてます。
一見特徴がつかみづらいですが、音信不通、はっきりとしない男性の態度をグレーと呼び、それに関連した記事が多いです。そういった事態に対して悩んでる女性が非常に多いのが驚きです。実はわたしもそれがきっかけで読み込んだんだよね。ちょうどタイムリーで、どんぴしゃ気持ちに来る内容でした。
ぐっとうぃる博士なら、セックスしたかどうかとか、飽きられてないかとか、そういう視点で判断する感じでしたが、沖川さんはプレーボーイな男はそうはいない、普通の男が自分の事（主に仕事）で手いっぱいになると恋愛を忘れる、落ち着くと戻ってくる。そういう生き物なので気にせず過ごすのが大事ということを繰り返し言ってくれています。読者は真面目な恋愛してる普通の地味な人が多そう。
計算的な駆け引きは疲れてしまうので、こちらは戦略的な感じではないところがいいですね。
ジョングレイの「ベストパートナーになるために」などが考えのベースになってる感じがしますが、沢山の相談を受けた経験やご自身の人生経験から回答してくれているのが伝わってきます。
ブログだけでもかなり参考になりますが、著作は古いものより新しいもののほうが、音信普通やグレーなどに関して中心に書いている印象で、一番新しいこちらがおすすめです。
次、男性？女性？ゲイのカウンセラー、ゴマブッ子さん。
オフィシャルブログ「あの女」で日々、女性たちからの相談に答えています。
ゲイの方は女性に厳しいですが、それでもぶったぎって下さい
と相談に訪れる女性が後を絶ちません。
基本的な考え方はまず、「綺麗売り」。自分の本心や本当の自分を分かってもらうことではなく、素敵に思われるようプラスな自分を魅せることが大事という、「素の自分は墓場まで持ってけ！」という実践するのは、ちょっと大変な部分もありますね。ただし経験上、男の人が本当の自分（マイナス要素）をさらけ出すと消えるとは思います。
次、「GSP（ギャースカピー）」。感情に任せて、ヒステリックに相手を責め立てたりするギャースカピーとなることですね。これをしないということです。確かにそうです。それまでとても素晴らしかった状態でも、簡単に恋が終わります。（経験済み）
「付き合う前に寝るな」。ブログでは、付き合う前にしちゃう女性が多数で、よく「お突き合い」なんて書き方で表現してたりしますが、この考え方はぐっどうぃる博士とかぶりますね。相談者はおそろしいほど浅はかなシチュエーションでやっちまう人多数で、上記の基本ポイントも含めて、ブログとか著書読んでんのか？というくらい、学習しない同じタイプの相談が延々と続いています。
非常に有名な方なので、紹介記事も多数。ここら辺とか読むと参考になるかも。
男に逃げられるのは「非常識なことに気付けない女」 ゴマブッ子がぶった斬る、“ダメ恋愛体質女”の特徴 - ウートピ
著作は、これが基本かなあ。
そして最後に、やっと女性のカウンセラーです。103kgの恋愛カウンセラー、羽林由鶴（はねばやしゆず）さん。ナイナイアンサーというテレビ番組で、カウンセラーとしてひな壇にいた方です。
羽林由鶴:体重103kgの恋愛カウンセラー（公式サイト）
まあまあ悪くない日が一番幸せ - アメーバブログ
こちらは、ぐっどうぃる博士などの考え方と異なる部分があって、男を惹きつけるために見た目を磨くというのには真向反対の考え方ですね。駆け引きも過度だと無理がたたって潰れてしまうし、きれいな面だけをみせようとして本音を隠しすぎてもいい関係は築けない。
ヒステリックに伝えたりするのは厳禁だけれども、ようは伝え方。居心地のいい相手になる為にはどうすればいいか、具体的に返答の仕方など紹介されているので参考になります。
男の人もたいがいは普通の人。すごくモテるわけでもなく自分に自信がない人も沢山いる。世の中のカップル夫婦、美男美女なんてほんの一握りで大半は違いますよね。見た目イマイチでも幸せそうな人たちは一杯いる。
私自身だって自分の好みっていうのはあるけれども、イケメンが好きという訳ではない。もこみちと自分の好きな人がフツメンやブサメンだとしても、自分の好きな人を選ぶしなあ～。それと同じですよね。
美しい女優さんとかアイドルが必ずしも幸せになるわけでなく、波瀾万丈や不幸な関係に陥ったりしますし、見た目で幸せをつかめるわけでないことの参考例にしましょう。
著作はあまり特徴のない本も初期にはあったりするのですが、これなんかはユズさんの考え方がよく出てておすすめです。
