lapinchicの日記

色々思うままに書いていきます。

男が「本当に考えていること」を知る方法

~ 恋愛とは本を読んで学習するもの ~

いわゆる恋愛のマニュアル本とか、ハウトゥー本とか、恋愛本の類は、今まで全く目に入ったことが無かった。
最近、過去のブックマークを整理していて、ずいぶん前に残していたこちらの作者のサイトがあって、自分が恋愛に関してのものでチェックしていたこと自体意外だったが、どんなところなのか見に行ったところ、読み込んでしまった。運営しているぐっどうぃる博士が幾つか本を出しているので、数冊購入し読んでみた。

 

 

恋とは自分の中に自然発生して、自分で考えて自分で決めたことが全てと思っていた。
が、それだと間違う。性別の違う人間を理解する知恵なんてもともと持ってるはず無いし。地雷原ばかり持っているようなもの。

知人に相談しても、その人ならそうする、そう思うという範囲で答える訳で、どんぴしゃ恋愛を理解出来る強者の可能性は極めて少ない。
上手くいく恋愛がしたいなら、本で学習するというのは的確なものに出会えば非常に効率がいい。
(どの本かは人によるのだろうけど。)

こちらの「男が「本当に考えていること」を知る方法」は、ネットで公開している内容をまとめたような本で、無駄の無い要点のみのシンプルな作り。文庫も出ています。筆者の考え方の基本を知るのに最適な一冊。

 

他に読んだのは、

 「あきらめきれない彼を手に入れる恋愛の極意」という本で、要点は一緒で、上記の本より含らみがあるため、基本的な要素をより理解するのにいい。あと上の本に無い部分も少しあるので。

 

あと読んだのはこちら「恋で泣かない女になる61のルール」で、

恋で泣かない女になる61のルール

恋で泣かない女になる61のルール

 

 
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受験勉強参考書のような、ポイントだけ絞って、試験前に最適なというような本。上の2つの内容をどれだけ理解したかのチェックにもなる感じ。

筆者の基本的な考え方、要点ははっきりしていて、どの本を読んでも大きく違うことは無い。まず筆頭に挙げた本のタイトルのように男心を理解するという意味において、ずいぶん長く生きてきたものの、初めて知ってどうする!というくらい知らないこと、考えようとしたことのない視点のことが書いてあった。

ぐっどうぃる博士の本は、ぶっちゃけ鬼畜系男子に泣かされる女の子の為へのものが多いため、女性をもの扱いする男の心理について書いてあるパートが多いせいか、嫌悪感を感じながら読むところもあるし、他の恋愛本より冷たい印象を受ける。
作者のサイトに質問する女の子も、そういった男性に悩まされている内容のものが多いため、なんか読んでいて気分悪くなるところがある。(私はそういった恋愛経験で共感した訳ではないため、そういうケースは参考程度に読んでます。)

ただ自分が過去に泣いた理由、恋が壊れた原因、自分の失敗を呼ぶ原因となる性格など、正直この本で知る形になり、今更どうこうということでなく、自分を変えないと同じ過ちを繰り返すだけだし、恥ずかしながら生まれて初めて恋愛に関して学習した気になった。

筆者も優れた恋愛の良書から学ぶことをすすめていて、おすすめの本も読んでみたけれど、確かに学習するのによい本はある。
が恋愛本の類、似たようなタイトルの本はごまんとあり、駄書も多く、読むとかえって邪魔になるもの、イラつく内容のもの、つまんないものも沢山あるので、もともと食指が伸びるタイプのジャンルの本ではないため、そんなにあれこれ読みまくることはないだろう。



「男が「本当に考えていること」を知る方法」の最後の章に書いてある中に祈りの項目があるが、こちらは他の書かれてる内容と毛色が異なり、現実的な内容の他のものと違い、なんというかスピリチュアル。ロマンティックな内容で素敵だが、急にどうした?という印象を受ける。
でも祈りで恋が実るなら、ちゃんと祈ります!と思うけれど、ちゃんと祈るって、恋愛回路を濃くする行為だったりすると思う。他に書かれてるものと矛盾するように感じるけどなぁ・・・。

まぁそこら辺は自分で折り合いつけるとして、数冊読んで大分勉強になった。

恋愛感情という特殊の感情で繋がる相手には正論ではなく、相手の感情を重視しなければならない。そんなの恋に出会う前に知ってれば失敗しないかもしれないけど、無理だよね。失敗や苦しみに出会って初めて、分かろうとすることだから。
過去に泣いた私にこの本を届けてあげたいけれど、それは無理な訳で、恋愛は自分の人生の中で大きな人間関係のひとつだから、今に影響しているところ沢山あるし、今更だけど、学習して今後の人生が幸せになるよう努力したい。


恋愛専門ドットコム(ぐっどうぃる博士のサイト) 

※基本的な考え方のページはこちら。