仕事先で出会った私の若いお友達が初めての一人暮らししたいらしく、部屋探しの話になると顔がぱあ~っと輝いて、きらきらするお目目゚+.(◕ฺ∀◕ฺ)゚+.でいろいろ話を聞いてくれます。
いろいろ部屋探しの話をしたいのですが、急だと何にも頭に浮かんでこない(笑)。
賃貸契約は、人生で6回経験。まとめる意味でも、部屋探しの経験から学んだことを書いてみようかと思いました。
ネットで探す
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かつては住みたい駅に行って駅前の不動産に貼ってあるのを見る、または不動産屋に入って条件を伝えて紹介してもらう、または賃貸住宅の雑誌などを見て探すなどが主でしたが、今の時代はやっぱネットじゃないかな~。
昔は店頭に貼ってあるもの、住宅雑誌に載っているものには見せ物件といって、ほんとはないのに問い合わせしたくなるようなものを入れておいてまずは店に来させるなどがあるらしいといわれていましたが、ネットの物件ですが、問い合わせして架空のものに出会ったことはありません。
情報の入れ替えも早く、いつまでも出っ放し、放置しているようなところはあまりなく、写真付き、詳しい紹介つきで、かなり事前に住んだらのことをイメージして、絞ることが出来ます。
沢山検索することによって、自分がどんな部屋に住みたいのか、なんとなくつかめてきたら動き時です。
自分の希望の条件に当てはまる物件をどんどんブックマークして行き、そのなかで気に入った順に並べ替えて行きます。一番気に入ったものから問い合わせ。まだ決まってなくて、内見の予約が出来たら、第2候補、第3候補の物件など、他にも気になってる物件をプリントアウトして持っていきましょう。
専任契約の物件(特定の不動産屋でしか取り扱えない物件)で無い一般契約の場合は、どの不動産屋でも紹介可なので、他にこれとこれもみたいのですがといえば、一緒に紹介してくれる可能性大です。あんまり離れたエリアのところを持っていっては駄目ですよ。
町の不動産屋、大手不動産屋どっちがいい?
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ここ2回の契約は、いわゆる賃貸チェーンの大手系で契約しました。若い従業員の人が多く、チャラチャラした感じの人もいたりするので、当たりが悪いと気分悪くなることもあるかもしれません。
ある大手チェーンでは契約を早く決めたがる特徴のところもあるし、特にプレッシャー感じず、よく相談に乗ってくれるチェーンの店もあります。大きめの駅より、地味な地域のほうが不動産屋さんはのんびりした感じかも。
ゆっくり探したい派なので、地味な地域の不動産屋さんの方が好きです。また私自身が駅前がガヤガヤしていない地味地域のほうが好き。
町の不動産屋でも契約経験はあります。だけど気のせいかな、最近は駅近の不動産屋はみなチェーン系の店ばっかのような・・・。
昔のように短冊のようなものに6畳、4畳トイレ付き、と書いてあるだけみたいなお店は見かけない気がする・・。今は駅前に写真つきで立派な紹介が店頭に並んでますよね。
昔は地味な町の不動産屋系のほうが地域に密着したいい物件を握ってるらしいようなところはあったけど、いまはどうなのでしょうか。どっちがいいかは分からないけど、いまはチェーン店の取り扱いに出会うほうが多い気がします。
ひとつ気をつけるべきなのが、最近は不動産屋が管理も兼ねている事が多く、自社管理の物件を薦めてくることが多いです。
問い合わせした物件と近い条件の自社物件があった場合、コレも一緒に見てみませんか?と内見をついでに薦められます。みても断ればいいだけなのですが、儲けも多いので、ホントはこっちの借り手を見つけたい状況だったりします。そんなに悪い物件ではないので、こんでもいいか~、と妥協して手を打つなどしないよう気をつけましょう。
ネット部屋探しの検索条件
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ネットでの部屋探しは、検索が使いやすいこと、サイトが重くないことなどが大事。あと私は広範囲でエリア検索できるサイトが好き。
もっぱらよく使ったのがSUUMO(スーモ)、アットホーム、またはYahoo。いろいろ仕様が変わるので、この先どこが使いやすいかは分からないですが。
ゆったりめがいいなら、専有面積をせめて20㎡以上にしましょう。そうでないとキッチン調理スペースほぼなし、バストイレ洗面所一体型ユニットほぼ間違いなし。でもユニット一体型バスも悪くはないですよ~。全部を洗い流すだけで掃除が楽だし、昔はほとんどがこの物件ばっかりだった。シャワーがあるだけありがたかった。
でもキッチン狭いのはいまはつらいなあ~。昔は電磁コンロで、野菜切る場もろくにないキッチンで、一人暮らしをしている友達みんなよく自炊していたものだった。私もそういう物件の経験あるけど、そこで料理していた。でもいまは湯を沸かすくらいしか出来ないように見えてしまうなあ。
女性の場合はやはり2F以上にチェックを入れるといいかと思います。私の検索条件は、ほぼコレのみでした。やっぱ1Fは窓が開けづらく、換気できず、空気こもるし、湿気もたまる。
物件の少ない地域、都内の場合は、自分の希望する賃料だと、なかなかいい物件がひっかからないという場合があります。5千円予算をUPすると、ひっかかる物件が俄然ランク上がる場合があります。
もし気に入ったところがあったら、駄目もとで家賃交渉などする道もあります。下げてもらえる場合もあります。
またはエリアを安い地域まで広げて探してみる、というのも手です。エリアにこだわるのか、部屋と予算にこだわるのか、そのバランスが大きいと思います。
あときれい好きなら、検索結果を「築年数が新しい順」に並べ替えるのをおすすめします。また広さのある物件など、利点のある特徴で決めるのもいいと思います。それから音の問題が気に入る場合は、マンション優先で探すのがいいと思います。
それからネットで掲載される写真ですが、実物よりきれいに見える場合が多いです。やっぱ縮小して細かいところが見えなくなってるし、修正されている可能性もあるし。あと退去申し込みあってすぐ募集かけちゃうケースもあるので、室内写真が以前に募集で使った写真だったりする場合もある。
写真ですごくきれいに見えて内見して、実際見ると使用感、感じることもあった。なので、写真でいまいちのものは、もっと汚い可能性も・・。
アパートがいい?マンションがいい?
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アパートの場合、だいたい2F建てなので引越しが楽。出入りが楽。新しめの物件は、きれいで設備がいいので、とてもよく見えます。窓が多ければ通気がよさそう。欠点は遮音性が悪い。かなり聞こえる。セキュリティも弱め。
マンションの場合、音が比較的聞こえにくい。いっぱい部屋があるので、防犯的にもいい感じがする。マンションのほうが冬暖かいと思う。イヤなことは(面倒なこと)、マンションの場合は消防設備点検で立ち入り検査がある(法律で決まっている)。どっちも住んだことありますが、私はマンションのほうが好きです。
物件選びのチェックポイント
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今回部屋探し時に、私が物件選びに作ったチェックポイントのリストです。
・陽が入るかどうか
・室内洗濯置き場の場合、防水パンがあるか
・冷蔵庫の置けるスペースはどのくらいか(メジャーが必要)
・壁厚(軽くたたいてみる)
・夜の電灯はどのくらいの明るさか
・駐輪スペース
・2F以上
・電話回線、インターネット設備
・エアコン室外機の排水場所
・シャワーの水圧
・周辺の環境(軽く一周してみる)
・郵便の位置
・ドアクローザーの具合(昔ついていない物件があった)
・共有スペースの手入れ
・クローゼットの高さ
・コンセントの数、位置、電話線、TVアンテナ線の位置
・網戸、雨戸のチェック
・物干しの場所、位置のチェック
・キッチン、風呂の排水溝の掃除のしやすさ
・どこが管理会社か
持って行くものは、メモ帳、メジャーかな。内見は午前中から動き、一日3、4件くらいがいいそうです。
あと不動産屋さんに車で連れられていくと思うのですが、後日、自分の足で歩いて行ってみる。
出来れば夜の駅から部屋までの道のりもチェック。よっぽどのことがなければ、見に行って即申し込みなどしないほうがいいと思います。
内見時、必ず窓は開けてみること。向かいの建物の影になる場合があるので、窓の外の状況を内から、外からチェックは必須。
網戸も外れやすい場合などもあるので、動かしてみるといいと思う。
水も許可を得て、シャワーの水圧とか、排水の具合とか流してチェックしたほうがいいんだけど、なかなか言う勇気がない。。
近所チェックは、コンビニ、クリーニング、スーパー、ドラックストア、飲食店、ATM、レンタル店、リサイクルショップ、病院、自転車屋、コインランドリーの状況など。
コストにかかわる付帯設備
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これがついてると即生活出来て、お金もかからなくて助かる!と思うものに、まず照明、ガスレンジ、エアコンなどがあります。
エアコンは最近はついていない物件のほうが少ないです。ただ私は神経質なので、中古だとカビとか気になるし、最近はエアコンも安いので、新規に自分でつけたいかもしれません。
照明もカバーのつけやすさなどもあるので、付帯だとお金はかからないけど、インテリアに凝る人などにはイヤかもしれません。
あと下駄箱の有無、クローゼットの形態なども住んでからの暮らしに結構かかわりますので、チェック要。
初期費用
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安いに越したことないけど、ゼロゼロ物件はこわいなあ。昔は敷き2、礼2物件など普通にたくさんあったことを思うと、いまは初期費用安くなった分借りやすくなりましたよね。
その代わり、退去時のクリーニング費などを取られたり、鍵交換費、入室時の消毒費用をとる会社もあるし、物件によってオプションの費用がつくケースがある。なので大きく減った感じはしなかったりします。
あと最近多いのが保証料。わたしも初めて経験しました。ほぼオプションのお金をとられるようなものと思ってください。審査で落ちるケースもあるようですが、通れば保証人立てない代わりにお金とられるだけの感じです。保証人がいても最近はコレでないと駄目な物件も多くなってきてる感じです。そんなには高くないです。
契約から入居まで
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気に入った物件があったら、申し込みをし、審査、契約、鍵受け取り、引越し、入居となります。
申し込み時、申し込み金を取る不動産屋もあります。審査が通れば、契約、これは流れに沿って従えば、初めてでもそう難しいものじゃない。契約時、収入証明が必要な場合がある(源泉徴収とか給与明細とか)。必要ない物件もあるけど、グレードの高い物件はまず必要と思ったほうがいい。
契約をしたら、引越しの準備。引越しの日取りを決め、引越し業者を探します。自分で車借りて運ぶ場合はその準備の手配をしなければいけません。
引越し業者は見積もり時、しぶればまず大幅に下げてくる可能性大。値段は交渉不可ですが、定額制で荷物が少ないなら、クロネコヤマトの引越しがよかったです。
住み替えでなくまったくの新規の場合、冷蔵庫、洗濯機などの手配もいるかと思います。住んでから不便でもいいからというなら、別にあとでもいいと思うけど。
電気、ガス、水道の使用開始の手配も必要。これは各会社に電話すればOK。ガスは開栓の立会いを一度しなければなりません。
あとなによりも急いでやる必要があるのが、郵便局に住所変更の手配をすること。通常転居届を提出すればいいはずだけど、提出してから反映されるまで、1週間くらいかかったりするので、早めにやったほうがいい。私はやらないままで引っ越したら、郵便物を配達してもらえなかった。(差出人に差し戻されたりしたトラブルがありました。)
そして、インターネットの手配。引越し前後は買い物が多くなるので、ネットで調べたり、買い物出来たほうがいい。でも最近はスマホユーザーばっかりだから、急がなくてもいいか。
入居時は、室内の状態を記録しておく。引越しは安く出来るため、平日に行うほうがいいと思う。
とまあ長くなりましたが、こんなところで。自分の次回、動く時にも役に立つかな。