るろうに剣心『京都大火編』『伝説の最期編』

るろうに剣心、残りの２本観ました。タイトルは別々についてるけど、前後編みたいなもので、続けてみないと中途半端になっちゃう。

前作より、スケール、キャストともにパワーアップし豪華絢爛。興行成績もどでかくて、宣伝もすごかった。公開時すごく観たかったです。
やたら長くなった分、アラなども目立ち、完成度としては今一つに感じるけど、派手さとアクションとパワーで見どころ、魅力は満載です。

剣心が意外に弱くてがっかり。最後、志々雄を猛者で４にんがかりでも手こずり、しかも最後自家発火し焼死と、倒したというにはという状態。剣心は人を斬らないと決めた為、止めは刺ささないから仕方がない結末なのかもしれないけど。
せめて、志々雄とは一騎打ちで、倒して欲しかった。猛者４対１ということは、志々雄が最強ってことじゃん。体に大きな不具合をかかえ、訓練もしているとは思えない、戦える時間が１５分のタイマー付きの志々雄なのに。原作がそうなのかもしれないけれど。
ひょろっとした神木君が、アクションあれだけ出来るとはびっくり。剣心との戦いは、見応えすごかったです。あと操役の女の子も、新進のアクション女優かと思いました。普通の女優さんだった。最近はＪＡＣも話題にならないしね。そんな子いないか。

伊勢谷演じる蒼紫とか、なんだかよくわからないキャラになっていて、脚本次第でもっとよくなりそうな映画ではあるものの、突っ込みどころを人と話題にするなどして楽しむのもよいのかもしれません。観ている人沢山いそうだから。
近年の邦画のなかで、最も元気な映画なのでは？ジャンプのテーマ、友情努力勝利ありの前向きで明るい映画なので、深く考えずにただ楽しむのが一番。