8年前位、ケーブルテレビに加入していた頃、録画中毒でして、映画、アニメ、ドラマ等、ひたすら焼き続ける日々でした。あの忙しさが嘘のように、デジタル化しケーブルテレビを離れてからめっきりDVDを焼くことが減りました。
一時期は秋葉原にしょっちゅう買いに行っていたのに、最近ついに在庫切れたので久し振りに買おうと思ったら、なんと去年の12月で太陽誘電、光記録メディア事業から撤退していました。全然知らなかった。
生産終了間際では、価格も高騰していたようで、知らぬが仏。
太陽誘電終了の影響は大きいようで、品質のいいDVD-Rを手に入れるのが至難の業の時代になっていたのですね。
昔のようにDVD焼きが流行っている時代ではないから、メディアの焼きレビューみたいのもほとんどなく、昔のお気に入りのメディアはほとんど死滅していて、何を買えばいいやらさっぱり。
DVDって確かに激安メディアだとエラーが出て、ちゃんと観れなかったりするんですよね。それで私も誘電ユーザーだったのですわ。
まあとにかく、一度アキバに行ってみようと。
ヨドバシ近くの磁気研究所の店舗では、太陽誘電のジャンク品が2、3千円相当で打っていた。外側の包装のビニールがところどころ敗れかけているものばかり。
いつもメディアを買っていたあきばお~へ。
前だったら、店舗の外側にDVDが積んであったけど、ない。中にもないのかと心配だったが、入ったらDVDコーナーがあった!
どれにしようか眺めていたら、なんと手頃価格で「太陽誘電から引き継ぎ製造した高品質CD/DVD-R」という触れ込みのDVD-Rが!!
製造元は磁気研究所。太陽誘電からスタンパーなどの製造設備を引き継いで製造された高品質CD-R/DVD-Rメディア「TY-MID」をリリースしたとのこと。録画用のほうが価格が安いので、それにした。税込みで1564円。
この50枚を使い切るのに何年もかかるだろう。そしてそれがなくなった後、このメディアは生き残っているのだろうか?