lapinchicの日記

色々思うままに書いていきます。

ぼくらの勇気 未満都市2017

バップ ¥ 2,700 (2017-12-06)
 
これだけ時間が経って続編があるとは思わなかった。リアルタイムでは飛び飛びで観ていた。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの絶好調のKinKi Kids22人の主演ドラマ。

原案は、「チャイルドプラネット」という、「サルでも描けるまんが教室(作画:相原コージ)」の原作者、竹熊健太郎原作の漫画がもとになっているが、許可なく、そっくりの作品を作ったので、原案者ともめている作品でもある。      

ワタシはドラマが出来る前から「チャイルドプラネット」を読んでいて、ドラマを見ていた時は、当然原作だと思っていた。原作がエログロのため、ドラマはソフトで物足りなく感じていたが、原作を読み直してみると、子供という割には、子供の基準を20歳くらいとしていて、身体機能的には大人であり、違和感がある。その設定がエロを入れてどぎついシーンを盛る為という気がしてしまい、ドラマのような青春もののほうが20年以上年を取ったこの年になってみると、しっくりくる。

残念ながら古い作品のため、当時の放送分は観ることないままspecialを観た。2時間ですごい面白いドラマを作るのは難しいか。いまや嵐2名とKinkiともに、個が立ち過ぎて、全員が作中の人物には見えず、なんちゃって感が半端ない。

だけど、この作品は貴重なのだ。いまやKinkiの2人が同じドラマに出ることは滅多になく、舞台が中心な光一、歌が中心の剛が民放のドラマに出るのさえも珍しい。

そして目玉はなんといっても、伝説のジュニア、小原裕貴くんを見れたこと。jr時代、タッキーに次ぐ人気ながら、早々に引退し、大手広告代理店に就職。久々にみたけど、全然、衰えなし。芸能人でないのが不思議なくらい。今はどんな社会生活なのか、結婚しているのだろうか?会社の人は、こんな華のあるふつうじゃない見た目の人とフツーに接しられるのだろうか。
ワンシーンくらいの出演かと思っていたら、結構、出ていた。20年以上たって出てくれたのは、それだけ円満な退所だったということだろう。

ドラマとして面白い訳ではないが、同窓会的な意味で、非常に貴重なドラマ。あらためて、過去の連ドラ版を観たくなった。