年齢的にアドジャストなため、前から観たかった。ちょっとずつ見進めて観終わった。
「最後から二番目の恋」というタイトルの印象から、ちょっと重めの中年の恋愛ドラマかと思っていたら、終わった直近の恋または、もし恋をもう一度するとしたら、それを最後の恋とは思いたくない、という心情をタイトルにした、大人のユーモアペーソスに溢れたちょっとこじゃれたタイトルだった。
恋愛度は薄く、大人のちょっと疲れた人生をひょうひょうと、ユーモラスに描いたヒューマンドラマ、ホームドラマ、という感じ。ウッディアレンの映画みたいな、なんか起こるわけじゃない、劇的に揺れ動いたりしない、主人公たちの自分たちの心情を語る台詞が絶妙－っで、かなりお気に入りのドラマになった。
誰と誰がくっつくかは、どうでもいい。貴一がいる限り、キャスティングの力関係からどうせ、シンペイ、キョンキョンは、最初から駄目だろうと思っていた。ただ喧嘩するほど仲がいいに偏りすぎてるのは、どうかと思うけど・・。続編もあるので、観るつもり。
４０、５０代って、年寄りでもなきゃ、若くもない不思議な年齢だなあ～。年齢意識なく、変なオバサンとして生きてる今日この頃。ただ、もし私にもう一度恋愛をする機会が訪れたら、やっぱ人生最後の恋って、思っちゃうけどなぁ・・。
